先日、農業に関する仕事をしている友人に、「高山でとても熱心で良い野菜を作る生産者さんを訪問するからどう?」って声かけていただいて、便乗してきましたっ!

名古屋からちょいと遠いイメージの高山。10年ぶりくらいなのですが、今は高速が繋がりアクセスがとても便利になって、名古屋から車で2時間で到着しました。

あいにくの空模様だったけれど、高山の街並みを散策。
2017-06-07-13-02-20

ヨーロッパ系かな?と思われる外国人の方を多く見かけました。聞くところによると、高山の人たちは英語で対応できるように勉強しているとか。喫茶店で接客している笑顔のシニアの方がいて、かっこよかったです。


ちょうど到着したのがお昼時だったので、高山の郷土料理が味わえるお店でランチをしました@京や。オススメだという「在郷定食」を今回は食べました。この地物の幸を使った一皿にご飯がすすみ…おかわりしたという(笑)それほど美味しかったのです。

2017-06-07-12-24-11

そして、その友人が是非に!と注文してくれたのが漬物ステーキ。
2017-06-07-12-29-27

鉄板で熱々にされた卵の上に、白菜のお漬物がのっているっ!?これがねぇ、何とも言えず私のツボにはまり、食べるのがとまらない。

冬が長く雪深い高山の人々が保存食として作る漬物。日がたち古漬けの状態になり酸味が増してしまった漬物を、飽きずに美味しく食べようとした生活の知恵から生まれた料理だそう。毎日多くの食べ物が作られ捨てられている今、食べ物を大切にいただくことを考えさせられた料理でした。


こちらの「京や」さん。また来たいなぁと思います。
http://www.kyoya-hida.jp/



そして、高山市の中心部から車で移動して向かったのは「山藏農園」さん。十種類以上もの品種のトマトをはじめ、様々な野菜を有機で栽培しています。

まずは、今が旬のエンドウ畑。

2017-06-11-16-05-13

緑、黄、紫と3色のエンドウ。実がなっている姿はとても可愛らしくてドキドキした。スナップエンドウはもう少し育てぷっくりしたものを収穫するそうです。試食させていただいたら(もちろん生で)、香りと甘味がふわってして、スジも気にならないという逸品。


そして、トマト畑へ。
2017-06-11-16-07-22

1段目のトマトが色づき始めてきたタイミングでした。こちらも1口味見させていただいたら、しっかりとした果肉の食感と甘いけど酸味もあり、食べた後もしばらく旨味の余韻がしていました。7月上旬頃から出荷が始まるそうです。


この他にも山藏農園さんでは、大きさや色、サイズが異なるトマトを作っています。そのトマトの品種別にジュースも作っています。品種毎のジュースも作ったり、他にも商品開発をされています。

image
▲品種別のトマトジュース。カラフルでキレイ!飲んだら健康になれそう。


山藏農園さんの畑に行って驚いたのは、圃場が素晴らしくピシッとキレイだったこと。もちろん、私が今まで訪問させていただいた生産者さんの圃場はどこもキレイです。そのキレイさが逸脱していました。聞いてみたところ、「作業を効率よくすることを考えると自然とこうなる…」と言っていましたが、その微調整がすごいなぁと感激しました。


今回も貴重な勉強をさせていただきました。ありがとうございました!


■6月のお野菜情報を更新! 

■料理人(飲食店)と農家(生産者)をつなぐサービスChef's Clipについてはこちらから
https://taberuplus.me/chefsclip/

アプリダウンロードは無料なので、ぜひ試してみてください。よろしくお願いします!
iOS版 / Android版