今日は朝一で名古屋を出て岐阜へ。
(といっても、JRで30分もかからないんですけどね)

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朝一番に撮った画像に光の輪が入った!
これはいいことありそうな予感しかない。


期待を胸に岐阜駅からバスに乗って向かったのは、山県市の生産者【ひなたぼっこ園】です。

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株式会社TFFさんが、障がい者の自立を一緒に悩み、働き応援する会社。先日、あいちの伝統野菜を楽しむ会で紹介いただいたのがキッカケであります。


2009年に障がい者に働く喜びを知ってほしい、そういう場を作りたい、との思いで設立され、菌床椎茸の栽培からスタート。そこから、働く障がい者やスタッフ、取り組みを増やしてきたそうです。

障がい者の方々の特性をいかして役割分担をして、みんなで真剣に野菜作りをしています。


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このとても小さいシイタケは、味と香りはちゃんと一人前。和風パスタにあうそうです。石突の部分をちょっと切るだけ、そのまま使えるのでお皿に映えそう!


そして、こちら…

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特大サイズのオバケシイタケは、鉄板焼きやグラタンなどで映えそう!この大きくて肉厚なシイタケが収穫できるのは9月~12月末ごろまで。年中生産していても、シイタケが好む気候である秋にならないと出てこないそうです。



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シイタケは1つ1つもいで、大きさを選別して、重さをはかって袋詰めします。地道な作業です。


もう1つのメイン商品はニンニク。

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5月~6月にかけて収穫。
その後、発酵させて黒ニンニクも作っています。

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黒ニンニクもシイタケ同様に1つずつ手作業。まずは外皮を向いて見た目を整えパック詰め、そして出荷されます。


その他にも、障がい者の方々の仕事を増やしてあげないと(働く場を作っていかないと)、との考えから野菜の生産も拡大中です。


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障がい者の方々は自分たちが育てた農産物を、自らマルシェに出店して売り切るという。そのために、スタッフさんの段取り、トークを自ら学び、間違えながらも自発的に取り組んで、少しずつ自分のモノにしているそうです。


自分たちで育てた農産物を販売して、お客様と話して喜ばれ、そしてそれがお金となる。自分たちが豊かになる楽しさを肌身で感じ、今も熱心に学び続けているという。何よりも一生懸命で意欲が高く、愚痴や不平不満は存在せず、前向きにひたむきに取り組むそうです。


そこには、「自分の生き方を創ろう。手に職をつけ、自立し、一人で生きていけないとだめ。自分のことは自分で育てられるように。」というチャーミングで闊達な社長さん、ファミリーの厳しい教えや考えと、広く温かい心があるからなのだと思った。


同時に私自身を振り返ると、恥ずかしい気もした。上手くいかなかったりすると凹んだり、他責で考えてしまうこともしばしば。これを機に、もうちょっと自分と上手に付き合いながらも、律することもして取り組んで行こうと!


年の瀬を迎えるにあたり、よい勉強にもなりました。
お忙しい中、訪問させていただきありがとうございます。


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こちらの小さなシイタケ、タベル・プラスでも取り扱う予定をしています!
お楽しみに。


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■佐藤久美子
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