佐藤久美子の「しなやかに生きる」blog

元タベル・プラス㈱代表 佐藤久美子のブログです。


タグ:ローゼル

今週は農家さん取材で始まりました。


台風一過の空@碧南。

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月曜日は碧南のニンジン農家「ベジタナQ」さんを訪問、取材。


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碧南美人のPRを行いながら、野菜ソムリエとしても活躍し、ニンジンの魅力を伝える活動にも精力的。柔らかく優しい雰囲気の中に凛としたモノを感じました。


台風で畑の土が流されてしまったり

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なぎ倒されてしまったり。

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近所の農家さんは、雨で流され側溝に溜まってしまった土を掻き出していました。そういった様子をみると、頭の下がる思いをしますし、ニンジン1つ大切に食べていこうと改めて思います。


そして、1件台風の影響で取材を断念。
こちらは、取材を予定していた富士柿の生産者さんから届いた画像なんですけど。

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この時点で3回も立て続けに台風に直撃されてしまいました。今週末を入れると4回になるのかぁ…残念というか悲しさ、悔しさを感じます。

現実をみてみたい気持ちはあるけれど、直撃された農家さんの気持ちを考えると今は行くべきではないかなと。きっと、出荷できなくて悲しい、辛い思いをしているだろうから。

だから、私は生き残った柿が少しでも高く多く売れるお手伝いをしよう思う。

「応援するよ~!」」
と熱い心持ちでいる料理人の皆さまからのご連絡をお待ちしています!





週半ばは、ベジタリ菜さんのローゼルの提案へ@中区 割烹のお店。

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フレッシュローゼルを実際に手に取ってもらい、味や使い方について話を伺いました。


ほとんど流通が無いという事だけではなく、色や風味は面白く、きっと何かに使えるよという声。そして、

「ローゼルじゃなきゃ成り立たない料理がないとね」

という難問も(笑)
逆に言えば、これを乗り越えられればローゼルの市場ができるということ。

厳しいコメントもありながら、おもしろそうだということで、野菜卸さんとイタリアンレストランに紹介してくださいました。大将、ありがとうございます!



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こちらは、これから出荷が始まるカリフローレ。

スティックセニョールは茎ブロッコリーならば、カリフローレは茎カリフラワーといったところでしょうか。

生でもポリポリ食べられるのですけど、さっと湯がくと甘みが増して、茎の緑色部分が透明感を増し翡翠色になるんですよ。


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白い部分は花蕾(カライ)、つまり花のつぼみ部分なんです。

とても可愛らしい花束のような野菜で、付け合わせとして使うにはもったいないくらい可憐。


食べたらきっと、シアワセ気分になれますよ。



生産者さんが一生懸命作ったことを知りながら、新しい美味しい野菜が食べられる。
この仕事をしていて、嬉しいことの1つです。


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タベル・プラス設立以来、オフィスで月1回開催していたタベラボ。

タベラボは、生産者や野菜を料理人や飲食に携わる方々にご紹介するイベントです。試食やサンプルをご用意したり、生産者の取り組み、産地の様子などをお伝えしています。

タベラボについてはHPを見てくださいね。
https://taberuplus.me/?cat=4


今年に入ってから少しお休みしていたのですが、久々に開催します。 当初、明日10/18(水)に開催予定をしていたのですが、日時と開催場所を変更します。


場所は弊社オフィスではなく、愛知県津島市にあるベジタリ菜さんの圃場です。名古屋駅から車で約30分、畑を見て話しを聞きながらローゼルを知ってもらいたいなぁ〜と思ったのです!

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今は、3品種のローゼルが開花し、収穫しています。品種によって大きさや食感、風味が異なるので、それも体験していただきたいなーと思っています。


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そして、畑に来ていただいたからこそ手に取っていただける副産物もあります。


ローゼルの新芽

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シソに近い風味と、オクラの仲間だと感じるヌメリがあります。ちょっとしたアクセントに使っていただくと面白い食材です。


ローゼルの花芽。

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この小さな花芽は丸ごと食べられます。お皿におくと小さな王冠みたいになり、とても可愛らしいですよ。



料理人の皆さまから、

「こんなお料理に使ったら面白いかも~」

という貴重な声もお聞きしたいです。



正式なお知らせはタベル・プラスのウェブサイト&FBページ等でご案内しますが、先にサクッと予告案内します。


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■タベラボ「ローゼル畑を見に行こう!」

■日時
10月24日(火)8:30集合 9時~1時間程度を予定

■場所
ベジタリ菜 圃場
※集合場所は、津島市役所を予定しています。
(愛知県津島市/名古屋駅から車で約30分)

■内容
ローゼル畑を生産者 杉山さんが案内します。
現在、3品種のローゼルが開花・収穫中ですので、食べ比べていただけます。
出荷していない「新芽」も収穫、試食してみてください。

■参加費
1,000円(ローゼルサンプル、資料付き)


料理人の皆さま、飲食関係者の皆さまのご参加をお待ちしています。




こんにちは。
今日は本格的にローゼルを生産している「べじたり菜」さんの取材に行ってきました!

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私のノートの手前にのっている緑色の物体はポポーという、これまた珍しい果物です。こちらはお裾分けいただいた分です。。。


ローゼルは、ハイビスカスティーの原料になっている花。正確にいうと、ガクとホウを食用に利用します。

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ローゼルの生産者はまだまだ少なく、流通量も限られています。日本では海外産のドライローゼルが流通の大半を占め、フレッシュのものは沖縄県産が少しだけ。

ベジタリ菜さんでは、早生から晩生までの4品種をかなりの量を栽培しています。それは、ベジタリ菜の杉山さんがほれ込んだローゼルを、多くの人に手に取ってもらいたい、その為には安定して沢山届けようという思いから。

「今は市場はなくても作り続けることで、市場をつくっていきたい」という言葉が印象的でした。。


こちらがローゼルの花です。
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アオイ科、オクラの仲間というだけあって、オクラの花にそっくりです。世界にはローゼルの品種は250~300あるそうです。


こちらは新芽。

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食べると少しネバっとした食感があり、シソの葉の風味があり。アクセントに使うと面白いなーと思います。


朝からたっぷりとベジタリ菜 杉山さんの農業や地域、ローゼルへかける熱い思いを伺いました。詳しい内容は「農家つなぐ図鑑」などでしっかりお伝えしていきます!

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久々に快晴の下の取材で、気分もとても晴れやかになりました!やっぱり自然に囲まれると癒されて心地いいです。


★お知らせ:ローゼルの取扱いをはじめました!

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出荷が始まったフレッシュローゼルの取り扱いを始めました!ぜひ一人でも多くの料理人の方に、ローゼルの可能性を引き出してほしいと思います!

フレッシュローゼルの取扱いをはじめました!


農場近くにオープンしたばかりだという「あまテラスカフェ」で、モーニングしました。こちらでは、ベジタリ菜さんのローゼルジャムやローゼルティーを楽しむことができます。

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鮮やかなピンク色とすっきりとした酸味が好みでした。



オマケ:さて、これは何でしょう?

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クコの実ですよ。生で食べたの初めて!特有の苦みはこの時から存在しているのね…という貴重な体験をしました。


ベジタリ菜さん、取材させていただきありがとうございました!




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