毎月届く NIKKEI TOP LEADEERより、読書メモ。
特集は賃金の話なのですが、私はそちらよりも気になった記事がありました。
新しく始まった「稲盛和夫の人間論」より。
→心の中に思い描いた通りの人生になる
稲盛氏の言葉はいつも示唆に富んでいて、本当に身に染みる。
たとえ逆境にあっても心を大切にするのです。
(中略)
逆境のとき、「心に前向きなことを思い描いたところで意味がない」と考えたり、心にネガティブな思いを描いたりするのではなくて、「どんな逆境でも、努力さえすれば自分の運命は必ず開けていくものだ」と、心の中で強く思って努力をしていくことが重要だと思っています。
心というものを漠然と捉えて軽く考えてしまうことが多い。でも、人間はその心に色んなことを思い描いて生きているので、人生も運命も心のままに動いていく、と言います。
だからこそ、心をできる限りキレイに美しくして、色んなことを思い描きましょうと。
心の持ち方1つで好転する、意志あるところに道は開ける、とか、きっとこういう事なんだと思う。だから、いつも良いイメージをもち、可能性にかけて行動あるのみなんだなぁとしじみと思ったのであります。
この他にもなかなか面白い特集がありました。
元ワイキューブの安田氏のコラム。
仕事と遊びの境界につての中で、「儲かる仕事」「儲からない仕事」「儲かる遊び」「儲からない遊び」の4つにわかれ、どの領域を選ぶべきか、と。
小さな企業には、「遊びのセンス」が必要なんだと。うんうん、よくわかります。だけれど、どう遊ぶかが難しいなぁと実感しています。
この記事も1ページなんですけど、ギュギュッと中身が濃い内容でした。
実は今号の後半は、リアルな失敗談特集もあり…賃金の部分よりも、そちらの方が私にとってはとても勉強になりました。
失敗は日々の中に大小あるけれど存在するし、しない訳はない。要は、その失敗を失敗と受け止め、分析しする。失敗から何かを学び、どうしたら上手くいくのかを考え、次に生かしていくことが大切なんだと。それはどんなに小さく、些細なことでも同じだと。
そいうことをキチンと受け止め自分の可能性にかけて、成長していきたいと思います。