先日、野菜を求めて久々に大府市へ行ってきました。
名古屋から車で40~50分です。
大府市は知多半島の入り口にあたり、農業も盛んな街なのであります。
最初に訪問したのは、山口農園の山口茂樹さん。
かれこれ5年位ご無沙汰していました。が、先日の伝統野菜の会で再会した時に覚えていてくださっていて(しかもありきたりの名前なのにフルネームで!)、不思議な縁でお邪魔しました。
山口さんは、1年を通じて色んな野菜を作っています。中でもあいちの伝統野菜に認定されている木の山五寸にんじん、知多三号(たまねぎ)を守るために作っています。
F1品種が広まっていく中で、手間になるけれど種を取って植えることを大切に考えて取り組んでいます。特にタマネギ知多三号の種は、山口さんしかお持ちでないのです。未来のことを考えて、これからも作り続けていくよ、とおっしゃっていました。
それから、木の山芋。
1つ1つ手掘りして、貯蔵されます。とても粘り気が強く、その分滋養強壮も期待できる木の山芋。こちらもオススメな野菜です。
山口農園さんは、大府市の木の山公民館のすぐ近くで、道の駅ならぬ、「脇道の駅」で採れたて新鮮な野菜を販売しています。
取材している間にも多くの人で賑わっていました。
基本、無人の産直所なので、ご自身で計算してお金を納めてご購入くださいね!
■12/1追記■
山口農園さんについては、シェフズクリップMagazineで詳しくお伝えしています。
良かったらコチラも読んでみてください!
【13号】農の未来を想い、在来種を頑なに作り続ける山口農園|前編(愛知県大府市)
そして、その次に向かったのは大府駅すぐ近くにある「やさいや」さん。
女性オーナーさんが、ご自身のお子さんのために、安心安全な野菜を探し求めたのがきっかけで開いたお店です。
店内には、大府市とその近隣地域で化学的な農薬・肥料を極力しようしない野菜を取り揃えています。
絶え間なくいらっしゃるお客様を野菜や料理の話を楽しそうにしていたのが印象的でした。
大府に行く際は、ぜひお立ち寄りになって!
やさいや FB
やさいや ブログ
その後は少し遅めのランチをすることに。
いつもなら、大府から帰るときは高速に乗るのですが、何となく下道でノンビリ走っていたら、いい感じのカフェを発見!
気になったからには入店です。偶然とはいえ、オーガニックカフェでした!嬉しい。
今回は週替わりのベジプレートをいただきました。
野菜サラダ、オニオンとトマト、大豆のマリネ、キノコと野菜のトマトソース和え、ひえのフライ。
ニンジンのポタージュ。
店内にはオーガニック関連の本をはじめ、色んな本が揃っています。とても居心地のいい空間で、安らげました。共和駅の近く、比較的広い道沿いにあります。
カフェ kaya
http://www.cafe-kaya.com/
野菜を作る生産者、野菜を販売する八百屋さん、野菜を食べるオーガニックカフェ。ステキな人と美味しい野菜に出会えた、まさに野菜探訪的な一日でした。
取材したお話は、改めてシェフズクリップでもお届けしていきますよ。
今日も野菜に感謝です☆
■料理人(飲食店)と農家(生産者)をストーリーでつなぐChef's ClipについてはこちらからiOS版 / Android版
Facebook 佐藤久美子
twitter 佐藤久美子
Instagram 佐藤久美子
つぶやきblog さとくみblog
retty 食べ歩きログ