こんにちは。
タベル・プラス 佐藤です。


久々に産地に行ってきました。今回は、愛知県の西部に位置する津島市〜愛西市です。前職で営業だった頃に担当していたエリアで、よく車でまわっていました。その当時からかわらない穏やかな風景がとても懐かしかったです。


シェフズクリップでお世話になった山三レンコンさん。

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自撮りに未だ慣れない…3回撮りなおしてこの出来栄え(苦笑)


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この日はあいにくのお天気でした。体力の温存はできてラッキーな反面、キレイな絵が撮れないというジレンマ。実はこの日愛知県西部は全国ニュースになった程、雷がひどかった。慣れない私だけ、畑でビクビクしていました。


旧立田村と呼ばれるこの地域は、古くからレンコンの産地で全国的にも有名。レンコンと一言で言っても、実は品種や栽培・収穫方法もいろいろあります。この地区は、1本ずつ鍬で掘りあげるタイプでかなり重労働。

年々レンコン農家も減っていくこの地域で、3代続いているレンコン農家が山三レンコンさん。今は若き3兄弟が中心となって切り盛りしています。

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朝3時には起きて準備をして、4時頃から掘りあげ、日が昇り暑くなる9時頃まで、ずーっとレンコンを1本ずつ鍬で掘りあげるのです。これね、本当に大変なのですよ。


以前、掘りあげる収穫体験をしまして、「たかがレンコン」と絶対に思わなくなりました。
◆山三レンコンさん取材&収穫体験@愛西市(旧立田村)

その時の映像。
(約1分30秒、全然掘り進まなくて申し訳ない動画です)




こちらが、山田さんが掘っている様子。






土の中でどう育っているのかを見極める観察力と想像力、繊細な鍬使い、数時間にもわたり掘りあげる体力と根気が必要なのです。


シーズンの初めに収穫される小さな新レンコン。
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瑞々しくてやわらかめの食感。掘り立ての生レンコンを食べると、ほんのり甘くてビックリ
しますよ!

新鮮さと美味しさを大切にしたい。その為には泥付きで出荷したい。だからこそ、泥となる土作りは手を抜かない。そんな山三レンコンさんの畑は、タニシ、ザリガニ、メダカ、ヌートリア(デカいネズミ)など、様々な生物が生息しています。


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今年も山三レンコンの泥付き鍬掘りレンコンの出荷が始まりました。

さっと火をいれてサラダやピクルスに、すりおろしてモチモチした食感を楽しむ…などなど、大切に料理していただけたら嬉しいです!


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鮮度・美味しさに自信あり。愛西市の泥付きレンコン。|農家つなぐ図鑑


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